yarn patch の使い方

January 21, 2021 (almost 4 years ago)

手順

  1. パッチを適用したい package がpuppeteer-core@^5.5.0 だと仮定します

  2. yarn patch puppeteer-core コマンドを実行します

  3. コマンドにより生成された一時フォルダの中身を編集します

  4. yarn patch-commit <path> > puppeteer.patch コマンドを実行します

  5. package.json に記載しているバージョン指定を以下のように書き換えます

    -  "puppeteer-core": "^5.5.0",
    +  "puppeteer-core": "patch:puppeteer-core@^5.5.0#./puppeteer.patch",

最後に yarn install をして完了です。

どんな場面で役に立つか?

僕の場合、puppeteer-core が Apple Silicon の MacBook Pro 上でうまく動かず、 原因を調べていると、不具合を修正した Pull Request が GitHub 上でマージされているもののリリースはまだされていないという状況で、 一時的に自前でパッチを当ててでも利用したいというシチュエーションで有用でした。